女子シングルス3回戦の日本選手対決は早田に軍配。長崎に勝利してベスト16入り
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ベスト16入りをかけて女子シングルス3回戦で対戦した早田ひなと長崎美柚。国内での対戦はあるものの、国際大会ではこれが初対戦となった試合は、先輩の早田がストレートで勝利。2大会連続のベスト16入りを決め、明日の4回戦へと駒を進めた。
サウスポー同士の対戦ということでバック対バックのラリー展開が多かったが、早田はパワーのある長崎に対して真っ向から打ち合わず、ミドルや緩急を巧みに使って得点。1ゲーム目を3点で奪うと、2ゲーム目も6点で連取。3ゲーム目は逆転で奪うと、そのまま4ゲーム目も長崎に自分のプレーをさせず、ストレートで勝利を決めた。試合後には「ほぼ完璧に近い内容」(早田)と試合を振り返ったが、完勝と言える試合運びで後輩に貫禄を示した。
敗れた長崎は「思い切る方向を間違えた」とコメント。やや気合いが空回りしたか、早田のプレーの前にミスも目立つ試合となった。しかし、「結果としては0-4で負けてしまったんですけど、国際大会で初めて早田選手と対戦させてもらって、ベンチがいない状況でのプレーを体験することもできて次につながるんじゃないかなと思います」と前向きに敗戦を振り返った。
女子シングルス3回戦
早田ひな 3、6、8、3 長﨑美柚