平野美宇はベスト8進出ならず。王芸迪とのラリー戦に敗れる
- 更新日
女子シングルス4回戦に挑んだ平野美宇は王芸迪にストレートで敗れてベスト16で終戦。3大会ぶりのメダル獲得は中国の壁に阻まれた。
出足でつまづき、1ゲーム目を落とした後の2ゲーム目、平野は連続得点で7-3とリードを奪って試合を進めるも、ジュースまでもつれた末にゲームカウントは0-2。試合後は「今考えると2ゲーム目にタイムアウトを取るべきだったかなと思います」と振り返ったが、2ゲームを連取して王芸迪の勢いはさらに加速。思い切りの良いフォアドライブを打ち込む場面も増え出して3ゲーム目も奪い取ると、4ゲーム目はスタートから一気に連続得点で勝負を決めた。
3月のシンガポールスマッシュでは平野に軍配があがっていたが、今回は王芸迪がストレートでリベンジ。平野は前回大会に続いてベスト16という結果に終わった。
女子シングルス4回戦
平野美宇 -7、-12、-9、-1 王芸迪(中国)
平野美宇・試合後コメント
1ゲーム目の出足が悪かったのと、2ゲーム目7-3でリードしていたおに挽回されて勝ちきれなかったのが、最後のゲームは相手に余裕を持たせてしまったかなと思います。前回買った時は久々の対戦だったけど、直近で対戦していて戦術もわかられていたし、連続で勝つというの簡単な話ではないかと実感しました。
今になって考えると、2ゲーム目にタイムアウトを取るべきだったかなと思います。戦術の部分ももちろん大切ですけど、基礎も足りない部分がまだあるなと感じました。