「Wみゆう」中国に大健闘！　あと一歩及ばずも、立派な銅メダル獲得

女子ダブルスでメダルを決めていた「Wみゆう」こと木原美悠／長﨑美柚。準決勝では陳夢／王芸迪（中国）を相手に互角の展開を見せるも及ばず、決勝進出はのがしたが、立派な銅メダル獲得となった。

この試合も長﨑のチキータは威力を発揮し、中国ペアをも押した。また右利き同士の中国ペアのフォアを連続で突くコース取りも効果的で1ゲームを先制。しかし中国が第2・第3ゲームを奪う。第4ゲームは日本が3-5でタイムアウト後に、1ゲーム目のような思い切った攻撃で4本連取、さらに10-6とゲームポイントを奪ったが、そこから中国が猛攻で追いつき、ジュースへ。激しい打ち合いが展開されたが、最後は中国に軍配が上がった。

長﨑のチキータ、威力あるバックドライブ、木原のサービスやバックストレートへのミート打ちなど、ふたりの持ち味を十分に発揮した「Wみゆう」。プレッシャーのかかる場面でも思い切りの良さを見せるなど、メンタル面の強さも見せた。初出場の個人戦での銅メダル獲得、そして中国ペアにもあと一歩の試合を演じた今大会の戦いぶりは、大健闘と言えよう。

また同じ時間帯に行われた女子シングルス準々決勝では、ディフェンディングチャンピオンの王曼昱（中国）が、陳幸同とのラリー戦で主導権を奪えず、ストレートでの敗戦を喫した。