張本智和は梁靖崑に迫るもメダルならず。伊藤美誠も陳夢の壁に阻まれる
- 更新日
男子シングルス準々決勝に進んだ張本智和は梁靖崑と対戦。1・2ゲーム目を競り合いながら落とした張本だったが、3ゲーム目をジュースで奪い返すと、4ゲーム目も激しいラリーを制してゲームカウントをタイに戻す。
5、6ゲーム目もバック対バックを軸に壮絶な打ち合いとなるも、勝負どころであと一本が奪えず。勝機は十分にあったものの、2-4で敗れ、日本男子44年ぶりとなるシングルスメダルには、わずかに手が届かなかった。
男子シングルス準々決勝
梁靖崑(中国) 11、9、−12、−14、9、9 張本智和
また、女子シングルス準々決勝に挑んだ伊藤美誠も陳夢の厳しいコース取りの前にストレートで敗戦。昨日の4回戦まですべてストレートで勝利と圧巻のプレーを見せていたが、五輪女王に屈した。しかし、故障を抱え、日本を発つ前は十分な練習ができない中での大会となったが「故障もある中で目標だった」というベスト8入りに納得したような表情も見せた。日本国内でのパリ五輪代表選考会が続くが「中国選手を目標にしながら、どの選手にも勝つのが目標」と豊富を口にした。
女子シングルス準々決勝
陳夢(中国) -7、-5、-5、-5 伊藤美誠