本文へ

【世界卓球(卓球世界選手権)2019】女子シングルスのドロー。伊藤は3回戦で孫穎莎と大一番

更新日
女子シングルス・第1~64シード・ドロー表

上は女子シングルスの第1〜64シードのドロー。男子と同じく、これに予選を勝ち上がった64名の選手を加え、128名の選手が女子シングルス1回戦に登場する。

第1〜4シードを中国選手が占め、日本女子はひとりでも中国選手を倒さなければ、メダルに手が届かない。前回大会では平野美宇が、日本選手では38年ぶりのシングルスのメダルを獲得したが、今大会は険しい道のりであることは間違いない。

最も厳しいドローになったのは伊藤。17年ジャパンオープンで初出場・初優勝、小柄ながらパワフルな孫穎莎(中国)と3回戦で当たる。しかし、伊藤は「自分で引いたんで、自分で勝ちます。もちろん目標は3冠ですが目の前の一戦を勝つことが大事。孫穎莎は同い年なので、しっかり勝っていきたい」と力強くコメント。「中国恐怖症」は微塵も感じさせない。

石川は3回戦で当たる中国からの帰化左腕・崔孝珠(韓国)が要注意だが、ベスト8まではきっちり勝ち上がれるブロックと言えるだろう。平野もベスト8までは確実に勝ち上がりたいドローだ。下写真は会場で練習を行う伊藤。

会場で練習をする伊藤美誠選手