【世界卓球(卓球世界選手権)2019】男子の大会最年長、52歳のクレシが奮闘
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今大会の男子の最年長は、1966年生まれであるパキスタンのクレシ。バックサイドのボールもすべてフォア面の裏ソフトで処理するという、1970〜80年代に活躍したアメリカのシーミラーやボーガンが駆使した打法だ。フォアハンドもラケットをワイパーのように振り抜き、ボールを大きく曲げていく。さすがに若手のバックドライブは受け切れず、予選グループで姿を消した。
ちなみに女子の最年長は55歳の倪夏蓮(ルクセンブルク)で、彼女が大会最年長。83年世界選手権東京大会で、中国代表として郭躍華と組んで混合ダブルスに優勝した左ペン粒高攻守型だ。こちらはシードで決勝トーナメントからの出場となっており、観客を沸かせるプレーを見せてくれるだろう。