【世界卓球(卓球世界選手権)2019】丹羽孝希、「天才左腕対決」で貫禄の差を見せ、1回戦突破
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男子シングルス1回戦
- 丹羽孝希 ー10、9、10、1、9 アギーレ(パラグアイ)
- 森薗政崇 8、8、9、8 ビクター・リュウ(アメリカ)
丹羽孝希、男子シングルスの初戦を突破!
対戦相手のアギーレは、北京五輪に15歳で推薦出場した天才肌のサウスポー。当時は線の細い印象だったが、かなりパワーがついて、繰り出すボールも力強かった。1ゲーム目、10ー9のリードから逆転されて落とした丹羽は、2ゲーム目もリードを許して苦しい戦いだったが、焦りはなかった。同じ左腕のアギーレとまるで「対話」するかのように、前後の緩急をつけながら回転量の多いボールを送り、ミスを誘う。2ゲーム目をジュースで競り勝ってからは、完全に丹羽がペースを握っていた。
日本男子で最後に登場した森薗も勝利を収め、日本は男女合わせて10選手がいずれも1回戦を突破。今夜行われる2回戦の対戦カードは下記のとおりだ
女子シングルス2回戦
- 石川佳純 vs. A.ゾルヤ(オーストリア)
- 佐藤瞳 vs. チェコバ(チェコ)
- 平野美宇 vs. ペソツカ(ウクライナ)
- 加藤美優 vs. ペルゲル(ハンガリー)
- 伊藤美誠 vs. リリー・チャン(アメリカ)
男子シングルス2回戦
- 張本智和 vs. Jon.パーソン(スウェーデン)
- 丹羽孝希 vs. ドリンコール(イングランド)
- 水谷隼 vs. アックズ(フランス)
- 吉村和弘 vs. カルデラノ(ブラジル)
- 森薗政崇 vs. ポランスキー(チェコ)