【世界卓球(卓球世界選手権)2019】日本女子、5人揃って3回戦進出。層の厚さ見せつける
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女子シングルス2回戦
- 佐藤瞳 4、2、6、6 チェホバ(チェコ)
- 石川佳純 1、ー9、3、2、7 A.ゾルヤ(オーストリア)
- 平野美宇 10、ー9、ー5、6、2、3 ペソツカ(ウクライナ)
- 伊藤美誠 8、8、7、ー6、2 リリー・チャン(アメリカ)
- 加藤美優 6、4、6、ー12、8 ペルゲル(ハンガリー)
女子シングルス2回戦、日本の5選手は揃って勝ち上がり、ベスト32に進出。明日の3回戦へ駒を進めた。
フォア面表ソフト・バック面アンチスピンラバーの変則攻守型、A.ゾルヤと対戦した石川は、1ゲーム目と4ゲーム目をともに10ー0でリードするという一方的な展開。逆に調子が狂って2ゲーム目を逆転で落としてしまったほど。A.ゾルヤのアンチの変化は脅威だったが、フォア面の表ソフトのミート打ちに以前のような精度がなく、後半は石川に打たされて敗れた。
「調整して打たないといけないので、止まるボール、曲がるボールを足を動かしてプレーできたし、明日につながる試合になったと思う。明日も攻める気持ちを忘れずに、最大限に自分の力をフル稼働させたい」(石川)。
伊藤美誠はリリー・チャンに対し、4ゲーム目を落としたものの、全体としては危なげない試合運び。強打にミスが出る場面もあるが、3回戦の孫穎莎(中国)戦、そしてさらに上のラウンドに向け、自らの感覚を研ぎ澄ませている。「孫穎莎はパワーのある選手。でも自分のほうが経験を積んでいるし、大舞台では何が起こるかわからない。孫選手が120%を出したとしても自分が勝てるようにしたい」と明日への抱負を語った。上写真は石川、下写真は伊藤。