【世界卓球(卓球世界選手権)2019】充実の丹羽孝希。難敵ドリンコールを完封
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男子シングルス2回戦
- 張本智和 5、7、7、7 Jon.パーソン(スウェーデン)
- 水谷隼 6、-8、6、10、-7、8 アキュズ(フランス)
- 丹羽孝希 4、13、5、9 ドリンコール(イングランド)
- カルデラノ(ブラジル) 7、12、-7、-10、5、8 吉村和弘
- 森薗政崇 9、6、6、-10、8 ポランスキー(チェコ)
大会第3日目の最終戦、男子シングルス2回戦の日本選手の結果は上記のとおり。吉村和弘が世界ランキング7位のカルデラノに惜しくも敗れたが、残る4選手は明日の3回戦進出を決めている。
ここに来て、改めて調子の良さを見せつけているのが丹羽孝希(上写真)だ。ラリー戦になると粘り強く、パワーもあるドリンコールに対し、「今大会は調子がすごく良い」というバックハンドを存分に生かし、ドリンコールのバックサイドを的確に打ち抜いた。低く鋭く相手コートに突き刺さるカウンターだけでなく、ショートスイングで強い回転をかけ、相手コートに浅く落とす緩急のバックドライブは、卓越したボールセンスの成せる業だ。以下は試合後の丹羽のコメント。
「2ゲーム目の長いジュースを取れたのが大きかった。あそこで1ー1になっていたら、もっともつれた試合になっていたと思う。1試合目はメインアリーナでの試合で、調子があまり良くなかったけど、2試合目のサブアリーナのほうが打球感が良かった。でも明日からメインアリーナでの試合なので、しっかり調整したいです。
世界選手権は1回戦から弱い相手はいないし、自分もベストのプレーをしなければいけない。気合いが入っています」(丹羽)