【世界卓球(卓球世界選手権)2019】男女ダブルス準々決勝、早田/伊藤と橋本/佐藤がメダル獲り!
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男子ダブルス準々決勝
- ロブレス/イオネスク(スペイン/ルーマニア) 5、7、11、9 ファルク/K.カールソン(スウェーデン)
- 馬龍/王楚欽(中国) −7、6、5、−8、6、9 李尚洙/鄭栄植(韓国)
- 林高遠/ 梁靖崑(中国) 9、12、7、3 黄鎮廷/何鈞傑(香港)
- アポロニア/モンテイロ(ポルトガル) 不戦勝 ボル/フランチスカ(ドイツ)
女子ダブルス準々決勝
- 早田ひな/伊藤美誠 6、8、9、ー9、9 チャ・ヒョシム/キム・ナムヘ(北朝鮮)
- 橋本帆乃香/佐藤瞳 9、2、8、2 鄭先知/劉馨尹(チャイニーズタイペイ)
- 陳夢/朱雨玲(中国) 4、4、9、6 杜凱琹/李皓晴(中国)
- 孫穎莎/王曼昱(中国) 8、8、ー9、10、ー2、6 キム・ジンヒャン/キム・ソンイ(北朝鮮)
男子ダブルス準々決勝、続いて女子ダブルス準々決勝が行われ、女子ダブルス準々決勝で早田ひな/伊藤美誠、橋本帆乃香/佐藤瞳がメダルを確定させた!
早田/伊藤は北朝鮮ペアを攻撃力で圧倒し、2大会連続のメダルを決めた。勝利の瞬間は笑顔のハイタッチのみで、「ここで抱き合っても、喜んでいるようじゃ世界一は目指せない」と試合後の早田。伊藤は「3種目出て、やっとメダルを獲れた。でも、準決勝に向けて気持ちを切り替えます。今日の試合への入りもすごく良かった」とコメントした。
橋本/佐藤はこれまで第2会場でのプレーが続いていたが、ついにメインアリーナに登場。決定力を欠くチャイニーズタイペイペアに対し、鉄壁のバックカットが相手コート深くをとらえ、ミスを誘った。佐藤のフォアスマッシュ、橋本のバック強打による反撃も的確だった。
勝利を決めた瞬間、ふたりの眼には涙があふれ、佐藤は「(ミキハウスの)部内で負けたり、うまくいかないこともたくさんあったり、連係がうまくできないこともあったけど、やめずに続けてこれて良かった」と試合後にコメント。後輩の橋本は「小学生の時からずっと佐藤さんを見てきて、ずっと憧れだったけど、同じチームで一緒に所属でダブルスを組んで試合に出るとは思っていなかった。自分がミスをしていらつくこともあるけど、そういう時に大丈夫、大丈夫と声を掛けてくれる。本当に頼りにしています」と感謝の思いを述べた。女子ダブルスの準決勝は明後日の27日に行われ、早田/伊藤と橋本/佐藤の同士討ちとなる。
男子ダブルスでは、ボル(ドイツ)がシングルスに続いて発熱のために棄権し、アポロニア/モンテイロが思わぬ形でポルトガル初の世界選手権のメダルを手にした。イオネスクとペアを組んで勝利したロブレス(スペイン)も、スペインに初の世界選手権のメダルをもたらしている。上写真は橋本/佐藤ペアの歓喜の抱擁。