ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 　中国の新星・孫聞が梁靖崑を破る！

昨日、張本智和を破った孫聞(中国)が準々決勝で梁靖崑(中国)と対戦した。

試合はバック対バックからお互いにコースを変える展開に。孫聞が緩急をつけて梁靖崑のミスを誘い、2ゲームを連取する。

第3ゲーム以降、お互い後ろに下がっての打ち合いが多くなり、フォアでのラリーに強い梁靖崑に流れが行くかと思われたが、孫聞も全く打ち負けない。第3ゲームは梁靖崑が取るが、第4ゲームは孫聞が取り返し、ゲームカウント3-1とリードする。

第5ゲームも孫聞の勢いは止まらず、序盤は孫聞がリードする。しかし梁靖崑もループドライブで孫聞のタイミングを外し、接戦で第5ゲームを奪う。

しかし、第6ゲームはネットインなどのラッキーなポイントもあり、孫聞が押し切り、4-2で勝利。

今大会、大活躍の孫聞。
決勝トーナメントに入り、張本智和、李尚洙、梁靖崑と世界ランクトップ10の選手を次々と撃破している。
その強さは本物で前陣でのバックハンドの安定感、後ろに下がっての大きなラリーの力強さ、時折見せる回り込んでの強烈なフォアハンドと隙のないプレーで快進撃を続けている。

明日の準決勝では、ブラジルのカルデラノを破った林昀儒(TPE)と対戦する。

先月の中国オープンに引き続き、準々決勝での対決となったこの対戦。中国オープンの時には馬龍が勝利していた。

試合は出だしから激しい打ち合いに。バック対バックの展開で馬龍はうまく緩急をつけるが、樊振東に全くミスが出ない。逆に緩くつないだボールを樊振東が見逃さず打ち抜いていき2-0とリードする。

第3ゲームは馬龍はバック対バックの展開を避け、あまりラリーにせず、早い段階で得点を奪いに行きこのゲームを取る。

しかし、第4ゲーム以降、速いピッチでのラリーをことごとく樊振東が制し、どこか気持ちの入っていない様子の馬龍をうまく封じ込め4-１で勝利。

明日の準決勝では許昕と対戦する。